歴青、瀝青(れきせい)は、天然または人工の炭化水素からなる化合物、またはその化合物および混合物で、非金属誘導体などの混合物の一般的総称。ビチューメン(ビチューム、ビチウメン、Bitumen)、チャン (chian turpentine) とも呼ぶ。
天然アスファルト・コールタール・石油アスファルト・ピッチなどの種類があり、二硫化炭素 (CS2) に溶ける特性がある。
製品
- 歴青材
- 石油の蒸留残留物のアスファルトや、石油から得られるコールタールやピッチ、石油由来の乳剤で、道路舗装用材料・防水剤・防腐剤・接着剤などに用いる。
- 歴青油
- 原油・天然アスファルト。
脚注
参考文献
- 鈴木勝王『ノアの方舟はなぜ沈まなかったのか : 石油文明の夜明け前』エネルギーフォーラム、2009年11月。ISBN 978-4-88555-364-6。
- 宮川豊章監修、岡本亨久・熊野知司編著『改訂版 図説 わかる材料 土木・環境・社会基盤施設をつくる』学芸出版社、2015年12月15日。ISBN 978-4-7615-2614-6。土木・環境・社会基盤施設をつくる&rft.aulast=宮川豊章監修、岡本亨久・熊野知司編著&rft.au=宮川豊章監修、岡本亨久・熊野知司編著&rft.date=2015-12-15&rft.pub=学芸出版社&rft.isbn=978-4-7615-2614-6&rfr_id=info:sid/ja.wikipedia.org:歴青">
関連項目
- 歴青炭
- アブラチャン(油瀝青) - 日本にも自生している樹木。幹に油分を多く含む。和名の「 - チャン」の部分が歴青の意。
- オイルサンド
外部リンク
- 『瀝青』 - コトバンク




