郡山富田駅(こおりやまとみたえき)は、福島県郡山市富田町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)磐越西線の駅である。
歴史
当駅が開業する前、郡山駅から隣駅である喜久田駅までは住居が集中するエリアにもかかわらず駅間が7.9キロメートルと長かった。そこで郡山市の公共交通の利用促進や地域の活性化、さらに災害時における物資輸送ルートや避難者の移動手段を確保するために、磐越西線の新駅となる「郡山北」(仮称)の設置について、郡山市とJR東日本の間で協議が行われた。2015年(平成27年)9月15日に、JR東日本は正式駅名を「郡山富田駅」と発表した。当駅は、地元自治体の要望によりJR東日本が設置する請願駅であり、事業費約20億円を郡山市が負担している。
年表
- 2017年(平成29年)4月1日:開業。
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始。
駅構造
6両編成対応の単式ホーム1面1線を有する地上駅である。
郡山駅管理の無人駅である。駅舎には待合室、駅倉庫、自動券売機、簡易Suica改札機が設けられている。
利用状況
JR東日本では、1日の利用者数を1,000人と想定している。
駅周辺
当駅は、安積街道(福島県道296号荒井郡山線)と内環状線が交差する地点の東側に位置しており、元福島県農業総合センター畜産研究所養鶏分場(2016年〈平成28年〉廃止)跡地の北東に隣接している。近くには奥羽大学がある。当駅の南側には、県立ふくしま医療機器開発支援センターが2016年(平成28年)11月7日に開所した。
かつては当駅に隣接して福島交通「逆池」停留所があり、2018年(平成31年)4月1日に「郡山富田駅」に改称されたが、2021年(令和3年)4月1日に廃止された。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■磐越西線
- □快速(「あいづ」を含む)・■普通
- 郡山駅 - 郡山富田駅 - 喜久田駅
- □快速(「あいづ」を含む)・■普通
脚注
出典
報道発表資料
新聞記事
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 駅の情報(郡山富田駅):JR東日本




