ウランホト市(ウランホトし、ᠤᠯᠠᠭᠠᠨᠬᠣᠲᠠ 転写:Ulaɣanqota)は、中華人民共和国内モンゴル自治区ヒンガン盟に位置する県級市。ヒンガン盟の行政中心で、市街面積は23km2、都市人口は21.7万人。

地理

ウランホト市は内モンゴル自治区の北東部、大興安嶺南麓のホルチン草原に位置する。東南は吉林省、東北は黒竜江省と、北はフルンボイル市、南は通遼市、西はシリンゴル盟と接し、北西部はモンゴル国と国境を接している。

歴史

ウランホトとはモンゴル語で「赤い街」を意味する。清の第3代ジャサクト郡王オチル(鄂斉爾)がこの地に家廟を建立したことより王爺廟と称された。

1947年5月、ウランフを中心とした内モンゴル自治政府(後の内モンゴル自治区人民政府すなわち現在の内モンゴル自治区)成立時の首府とされた。同年12月にウランホトと改称された。1958年8月にホルチン右翼前旗と統合された際に市制が廃止され、ホルチン右翼前旗の管轄とされた。1980年7月に市制が再施行され現在に至る。

1970年代に一時吉林省に属したこともある。

行政区画

9ジュール・ゴドムジ(街道)、4バルガス(鎮)を管轄:

  • 街道弁事処
    • 愛国街道
    • 和平街道
    • ヒンガン・ジュール・ゴドムジ(興安街道)
    • 勝利街道
    • 鉄西街道
    • ドゥーリン・ジュール・ゴドムジ(都林街道)
    • 五一街道
    • 城郊街道
    • 新城街道
  • バルガス(鎮)
    • オラーンハダ・バルガス(烏蘭哈達鎮)
    • ゴゴーンソム・バルガス(葛根廟鎮)
    • タビン・オルトー・バルガス(太本站鎮)
    • ヤラルト・バルガス(義勒力特鎮)

観光

  • チンギス・ハーン廟

交通

航空

  • ウランホト空港があり、北京、フフホトなどと結ばれている。

鉄道

  • 白阿線で白城、アルシャン市(阿爾山市)と結ばれている。

道路

  • 高速道路
    • 琿烏高速道路
    • 集阿高速道路
    • ウランホト環状高速道路
  • 国道
    • G111国道
    • G302国道

外部リンク

  • 烏蘭浩特市人民政府
  • 烏蘭浩特市市街地地図

ウランホトへ りゅうLONG5000 日本・中国あれこれ話 楽天ブログ

秋たけなわ、コトカケヤナギ林が黄金色に 中国内モンゴル自治区

アルシャン~ウランホト・・・ りゅうLONG5000 日本・中国あれこれ話 楽天ブログ

ワルシャワの旧市街, ポーランド Bing Gallery