ジャレン・クリストファー・ビークス(Jalen Christopher Beeks, 英語発音: [ˈd͡ʒeɪlən ˈkrɪstəfɚ biks]; 1993年7月10日 - )は、アメリカ合衆国アーカンソー州ワシントン郡フェイエットビル出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。MLBのヒューストン・アストロズ傘下所属。
経歴
プロ入りとレッドソックス時代
2014年のMLBドラフト12巡目(全体374位)でボストン・レッドソックスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レッドソックスでプロデビューし、2試合に登板した。
2015年はA級グリーンビル・ドライブでプレーし、26試合に先発登板して9勝7敗、防御率4.32、100奪三振を記録した。
2016年はA 級セイラム・レッドソックスとAA級ポートランド・シードッグスでプレーし、2球団合計で26試合に先発登板して9勝8敗、防御率3.87、111奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、サプライズ・サグアロスに所属した。
2017年はAA級ポートランドとAAA級ポータケット・レッドソックスでプレーし、2球団合計で26試合に先発登板して11勝8敗、防御率3.29、155奪三振を記録した。オフの11月20日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした。
2018年は開幕を傘下のAAA級ポータケットで迎え、6月7日にメジャー初昇格を果たした。同日のデトロイト・タイガース戦でメジャーデビュー。
レイズ時代
2018年7月25日にネイサン・イオバルディとのトレードで、タンパベイ・レイズへ移籍した。移籍前を含めた2球団合計で14試合(先発1試合)に登板して5勝1敗、防御率5.51、42奪三振を記録した。
2019年は33試合(先発3試合)に登板して6勝3敗1セーブ、防御率4.31、89奪三振を記録した。
2020年8月27日にトミー・ジョン手術を受けることが報じられた。
2021年は前年の手術の影響もあり、全休した。
2022年は2年ぶりにメジャー復帰し、42試合(先発7試合)に登板して2勝3敗2セーブ、防御率2.80、70奪三振を記録した。
2023年は30試合に登板し、防御率5.95という成績であった。11月4日に40人ロースターから外れ、ウェイバーにかけられた。
ロッキーズ時代
2023年11月6日にウェイバー公示を経てコロラド・ロッキーズへ移籍した。
パイレーツ時代
2024年7月29日にルイス・ペラルタとのトレードで、ピッツバーグ・パイレーツへ移籍した。翌30日にドールトン・ジェフリーズ・カルメン・ムジンスキーと入れ替わる形で、ジェイク・ウッドフォードと共にメジャー昇格。オフの10月31日にFAとなった。この年は2球団で合計71試合に登板して7勝4敗10セーブ8ホールド、防御率4.50、55奪三振を記録した。
アストロズ傘下時代
2025年3月7日にヒューストン・アストロズとマイナー契約を結んだ。
投球スタイル
フォーシームは平均92mph(約148.1km/h)で、最速も96.2mph(約154.8km/h)程度だが、バットの芯を外すのがうまい。
詳細情報
年度別投手成績
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2023年度シーズン終了時
背番号
- 68(2018年 - 2020年、2022年 - 2024年)
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 B
- トミー・ジョン手術を受けた野球選手一覧
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Jalen Beeks stats MiLB.com (英語)
- Jalen Beeks (@jalencbeeks) - X(旧Twitter)



