頼母子のシダレザクラ(たのもしのシダレザクラ)は、群馬県邑楽郡板倉町海老瀬にあるシダレザクラの巨樹。板倉町指定文化財(天然記念物)。
概要
頼母子地籍にある薬師堂境内に16メートルの高さでそびえる。幹周りは約2.5メートルで、枝幅は約9メートルに及ぶ。樹齢は250年と推定されている。樹種はウバヒガンの一変種である。シダレザクラとしては町内随一の大きさを誇り、1986年(昭和61年)12月6日付けで町の天然記念物に指定されているが、町民以外にはあまり知られていない。
古くは当地を訪れた空海(弘法大師、774年 - 835年)が地面に突き立てた杖が根を張り、やがて花をつけたという。
例年の開花時期は3月下旬から4月上旬。花は淡い紅白色である。開花時期は夜間ライトアップされ、夜桜が鑑賞できる。
交通アクセス
- 公共交通機関
- 東武日光線・板倉東洋大前駅が最寄りの鉄道駅である。
- 自家用自動車
- 東北自動車道・館林インターチェンジから自動車で15分間。
頼母子のシダレザクラの所在地について、板倉町が検索用として示す住所は「板倉町海老瀬5959番地の1」(引用)である。
脚注
注釈
出典
参考文献
- 東海林克彦「板倉町における観光資源の認知実態に関する研究」『観光学研究』第9巻、東洋大学国際地域学部、2010年3月、ISSN 13472240。
関連項目
- 一本桜
- エドヒガン
- 花見
外部リンク
- 板倉町 頼母子のシダレザクラ




